秘書がほしい…

ウェブからのPRの甲斐もあって、クリニックちえのわの患者さんは少しずつ増えています。その分、仕事も増えます。仕事量は患者数に正比例ではなく2乗に比例する感じです。

時間管理が難しくなって来ます。仕事が増える一方で使える時間は減って行きます。どうやりくりするのかに悩みます。特に、前のエントリーでお話したような連携です。メールや電話でのやりとりもありますが、「顔の見える連携」と言われるように直接会ってお話することが大切です。その時間をどう作るか、頭を悩ませています。

病院勤務のときは、そこそこ忙しいと言っても、大半は診療業務です。GoogleカレンダーやTodoistと言ったスケジュール管理のツールは使っていましたが、時間のやりくりにそれほど苦労はしませんでした。

クリニックを運営するとなるとやはり違います。

「秘書がほしい…」、ふと思いました。

AI秘書はどうでしょう

でも、ほしいのは医療秘書とは違います。そもそも秘書って何でしょう。Wikipediaを調べてみました。

秘書にもいろいろあるようです。

一般的に秘書というとこの役員秘書を指す。……担当役員の身の回りの世話、来客の接遇、スケジュールやメールの管理、会議や出張の準備、文書作成、慶弔、パーティーの準備や出席といった業務を行う。高齢の経営者や重労働の経営者が多いため、健康管理も重要である。……

役員秘書!ほしいのはまさにこういう秘書です。

でも改めて思ったのですが、役員秘書という仕事は大変です。

分刻みのスケジュール、来客の場合は先方の都合もあります。難しい案件が連続しないようにするような配慮も必要でしょう。そこへ来てボスは気難しいかもしれません。

クリニックちえのわは分刻みというわけではないし、たぶん「ボス」は気難しくはないと思います。それでも秘書は簡単な仕事ではありません。

クリニックちえのわにふさわしいのはどんな秘書でしょう。

秘書と言うと「良家の子女」とか「きれいなおねえさん」というパブリックイメージがあると思いますが、ほしいのは秘書という「人」ではなくて「機能」です。『ドクターX』で言うと(見ていない方はすみません)蛭間病院長のセクシーな第一秘書より、ロボット秘書の「ソンタくん」です。最近のAIの進歩から考えて、ドラマの中だけでなく現実世界でもそのうち、秘書はAIに取って代わられるのではないでしょうか。

AIかばきち院長

となると、クリニックちえのわの秘書は、AIを搭載したかばきちでしょう。

名付けてAIかばきち院長

必要な情報をすべてインプットして学習。

15時から内装工事の打ち合わせがあるで。昼寝してええけど何分前に起こす?

明日のAさんはCBT-I(睡眠障害の認知行動療法)の2回目やで。午後の診察まで30分あるけど準備しとくか?

みたいに言ってくれるかばきち院長。

ついサボってFB見てると

働け働け!

と叱咤激励するかばきち院長。

忖度してくれるどころか、言うこと聞かないと「あくび」(実は威嚇)するかばきち院長。

欲し過ぎます。