ブックマーク

興味深いネット上の記事をコメントつきでご紹介します。

専門的な内容が多めかもしれません。

  • アルカンシェルの知恵の輪をイメージしたクリニックちえのわのマーク。その作者の岡田実穂さんが青森で新しい活動を開始しました。応援して行きたいです。(2018/05/27)
  • セクハラ被害者への支援は圧倒的に不足しています。社会的使命、などと力まず、微力ながらできることをして行きたいと思います。(2018/05/22)
  • 山崎學会長、毎度の暴言ではありますが、もはやその域を超えてしまっています。精神病院協会自体、日本の精神医療を大いに歪めている団体で、その存在意義に疑問を持っていますが、百歩譲って存在を認めたとしても、この会長は退任すべきです。以下引用。「僕の意見は「精神科医にも拳銃を持たせてくれ」ということですが、院長先生、ご賛同いただけますか。」(2018/05/21)
  • 非常に残念な大阪市の条例案です。発達障害については「発達障害への取り組み」の一連の記事を参照して下さい。(2018/05/21)
  • このテーマ、クリニックちえのわとしても無関心ではいられません。それにしても「焼き肉か寿司か?それが問題だ」が素晴らしい。谷口さんさすがです。(2018/05/20)
  • 主治医が復職可能としたのを産業医が「統合失調症」などと判断して復職不可として退職を迫られた、という話です。いくつかの問題があります。1.産業医が主治医と異なる診断をしたとしても、主治医の診断が優先されるのが原則。産業医は診断治療をする立場にはない。2.産業医の見解には拘束力がない。復職の判断の責任はあくまで職場にある。3.主治医の復職可能の診断は妥当だったか。たとえばパワハラのケースでは異動が、過重労働のケースでは異動ないし業務軽減が復職にあたって必要。そのあたりを考慮せず、療養中の症状軽減だけで復職可能としてあとは本人と職場(と産業医)に丸投げする医師もいる。そのしわ寄せで復職後早期に再発する人、職場から復職に待ったがかかることも多い。4病名を根拠に復職を認めないのであれば明らかな差別。障害者差別解消法に反するのではないか。5.何より問題は、これが社労士組合で起こっていること。由々しき事態。(2018/05/13)
  • 専門職だけでなく医療ジャーナリストも利益相反の開示が必要、という主張。もっともだと思います。
  • マライア・キャリーが精神障害をカミングアウト。 “I didn’t want to carry around the stigma of a lifelong disease that would define me and potentially end my career,” she said. “I was so terrified of losing everything.” 「スティグマですべてを失うのを恐れた。」 そして Ms. Carey said that she had lived in “denial and isolation and in constant fear someone would expose me,” 「否認と孤立の生活、誰かに暴かれることを常に恐れていた。」 (2018/04/12)
  • 病棟で性暴力を訴えても警察への届出は39%、家族に知らされるのは26%に過ぎない。訴えられたた加害者は77%が他の患者だが、22%はスタッフ。オーストラリアの精神保健担当大臣のマーティン・フォリーはこの報告を受けて「包括的性的安全戦略」の策定を目指す、と。(2018/04/04)
  • 「ヨーロッパで精神病体験と見られる体験はマオリのコミュニティではスピリチュアルな体験と見られている。しかしマオリの人々はそれを語ることで差別されることを怖れて医療者には語らないことがある。その点に配慮することが必要。」という趣旨のことが書かれています。これは、TIAの「文化、歴史、ジェンダーの問題」として述べたことと関連しています。(2018/04/03)"Māori may hold both Māori and Pākehā (European) ways of understanding their experiences and meaningful recognition should be afforded to both throughout assessment and treatment planning in mental health services. Clinicians need to be aware that important personal and cultural meanings of experiences labelled psychotic may be withheld due to fear of judgement or stigmatisation."
  • (2018/03/28)"So what is psychosis? I believe that psychosis is an amazing and powerful defense mechanism, a mode of survival when something in one’s life is simply intolerable. This more often than not stems from a trauma. Trauma is different for each individual. What one considers traumatic another may not. Therefore, it requires a deep sensitivity and understanding, listening, and “being with” to learn about what might have triggered this response of psychosis. It is only from the “being with,” that is, with the development of a true relationship—that will allow for the story to unfold and understanding and human connection to set in. This is where “recovery” happens."
  • 郊外の「古きわるき」精神病院はどこにでもありますし、この事件も氷山の一角というのが冷静な評価だと思います。スタッフと患者の力関係、患者への侮蔑的眼差し、そして「効果があったため、ほかの患者にも繰り返した」という医学・看護学とはかけ離れた独りよがりの経験主義。これは精神医療全体に見られる問題でしょう。(2018/03/27)
  • 高齢者虐待は予防と早期発見が大切です。介護ストレスが背景にあるため、その段階で介護従事者をサポートすることでエスカレートすることが防げます。各地の相談窓口を利用しましょう。(2018/03/22)
  • 手指衛生、ワクチン接種、咳エチケットを勧めています。うがいの予防効果については不明で、特にヨード(イソジンガーグル)によるうがいは勧められない、とのこと。これは「ちえのわ通信第3号」に書いたことと同じです。(2018/03/22)
  • 「脳の病気」と説明することが精神疾患や精神障害に対する差別偏見を減らせると今でも信じている医療関係者は多いと思います。しかし実はむしろ差別偏見を増やす、ということが最近分かっています。対照的に「心理社会的」説明は差別偏見を減らせる、と言います。このことはクリニックのブログで改めて取り上げたいと思います。 (2018/03/22)
  • 本多クリニックのサイトより。EMDRはトラウマ治療として有力な方法ですが、誰に対しても同じように有効という訳ではありません。また複雑なケースでは準備に何年もかかります。当院でもEMDRを希望される方がおられますが、これらを踏まえてご検討いただければと思います。(2018/03/22)
  • 重要な視点です。(2018/03/09)パワハラの告発があったら、両者を「公平」に扱ってはならない。公平はすなわち、権力者側にアドバンテージを与える場合がほとんどだ。だからまず、「パワハラを受けた」と訴える側の言い分を存分に聞く必要がある。その代わり、告発を受けた指導者や「組織の側も、罰を受け、立場を失うなどの制裁を前提にするのでなく、それが明らかに犯罪レベルの悪質さでなければ、あくまでパワハラ問題解決の着地点は「謝罪と改善」でよいのではないだろうか。 」
  • 自分らしからぬ格調高い(笑)メッセージなので、今更ながら引用しておきます。(2018/03/08) 「精神医療従事者として、対人暴力、中でも性暴力がいかに人の尊厳を踏みにじり、サバイバーの心身と生活に甚大な影響を及ぼすかを間近に見て来ました。国際的にはこのことは広く知られており、この認識に立脚したTrauma-informed Approachが対人支援に取り入れられるようになっています。しかし残念ながら日本は認識・実践とも立ち遅れています。 性暴力に対する立法にもそれが表れています。性暴力とは「性」という手段を使った支配であり暴力です。男性から女性への性器挿入はその一部に過ぎません。それ以外の性暴力、とりわけ同性間の性暴力やLGBTIQに対する性暴力は、日本では十分に可視化されていません。被害を訴えることの難しさ、支援の乏しさがサバイバーをより困難な状況に追い込みます。性犯罪は暗数が多いとされますが、LGBTIQの被害はさらに潜在化しやすく、実態の把握は容易ではありません。しかしそのことをもって過小評価してはならないことは様々な調査、そして私自身の経験が裏づけています。 法はすべての人の権利を守るために存在します。そしてもっとも権利侵害されやすい人々に対して、奪われた権利と尊厳を回復することが法の役割であると信じています。その意味で今回の法改正は出発点ではあってもゴールではありません。 すべての性暴力サバイバーが、ジェンダー・セクシュアリティの如何に関わらず、人としての尊厳が守られるための法整備を求めて行きましょう。」
  • 向精神薬についてガッカリな臨床研究の結果を見やすくまとめています。日本語に翻訳したいです。(2018/03/02)
  • 「従軍慰安婦」(または「戦時性奴隷」)であった人たちに投げかけられる悪罵。 「私はひとえに、それは言う人の心の投影だと思っています。つまり被害者を「金目当て」と罵る人は、きっとお金が何より大事なのでしょう。彼女たちを「売春婦」と言い放つ人は、職業には貴賎があると思っている傲慢な人かもしれません。「売名行為」と嘲笑する人は、自分こそ有名になりたくて仕方ないのですね?「黙ってろ」という人は、日々言いたいことを言えずに我慢してるのでしょう。でもそれこそ自己責任じゃないですか? 相手に黙れという前に、自身をなんとかしてくださいよ、と。性暴力被害者はまさに己の内面を映す鏡で、吐いた言葉は自分に戻ってくるものなのかもしれません。」

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