なぜカバなのか

クリニックのマークは何となくカバですし、カバが肩にのっているし、「なぜカバなの?」と首をかしげた方もおられると思います。

 

 

 

理由はシンプルです。私(医師の山田)がカバが好きだからです。

当初は個人的な趣味を持ち込まないようにしようと思っていました。個人経営でよく見る「私物化」は絶対避けたいことです。

マークは「色も形も違う輪がつながっている」というモチーフでお願いしました。しかしできあがって来たのはカバでした。いわゆる「忖度」です。そこからはなし崩し的にカバが増えてきました。これは「すべりやすい坂」(slippery slope)というものかもしれません。

万一カバに噛まれた人がいたらトラウマインフォームドアプローチの観点からもカバを連想させるものはNGでしょう。そこまではなくても、カバが嫌いな人はいるはず。それが気になるのですが、今のところは大丈夫です。そもそも、カバが合わない人よりも、クリニックちえのわが合わない人の方がたぶん多いので、気にするのは意味がないかもしれません。

という訳で、クリニックちえのわには当分の間カバがいます。

どうせならクリニックの名前も「ヒッポ」とかにすればいいのでは?という声もありますが、それはありません。以前同じ病院に勤務したこともある尊敬する医師、五十嵐善雄さんが山形で「ヒッポメンタルクリニック」を開いておられます。恐れ多くて名乗れません。

さて、「なぜカバなのか」の答えになったでしょうか。

えっ?それはわかったけど、なぜカバが好きなのかですって?

それは……

(つづく…かもしれない)