ちえのわ子育て相談はじめました

発達が気になる小学生までのお子さんをお持ちの保護者の方へ

ちえのわ子育て相談のご案内

「育てにくさ」を感じたら、一人で悩まないでください

お子さんの発達や子育てについて「もしかしてうちの子だけ?」「どうしてうまくいかないんだろう」と感じていませんか。

クリニックちえのわでは、発達が気になる小学生までのお子さんをお持ちの保護者の方々を対象とする子育て相談を12月より開始いたしました。

この相談窓口は、診断名をつけることだけを目的としたものではありません。何よりも、保護者の方が安心して胸の内をお話しいただける場所です。そして、お子さん一人ひとりの個性や感じ方・考え方の違いをともに理解し、その子らしさが大切にされるための具体的なヒントを一緒に探していきましょう。

「育てにくさ」はあなたのせいでも、子どもさんのせいでもありません

私たちは、お子さんの特性を理解するうえで、二つの大切な考え方を柱としています。

1. 脳神経多様性(ニューロダイバーシティ)の視点

自閉スペクトラム症(ASD)や注意欠如・多動症(ADHD)といった脳神経の特性の違いを、「能力の欠如」とは捉えず、人間が持つ自然な多様性(個性)の一つとして受け止めています。

2. 障害の社会モデル

お子さんの困りごとは、決してご本人の問題ではなく、むしろ社会や環境とのちょっとしたズレや壁(バリア)から生まれる問題である、と私たちは考えています。だからこそ、周りの環境や接し方を少し工夫することで、お子さんが毎日を過ごしやすくなり、持てる力をより発揮できるお手伝いができればと願っています。この思いは、子どもの権利条約や障害者権利条約の考え方を大切にしたものです。

こんなお悩みに寄り添います

特に、就学前のお子さん(早期からの支援のため)や、小学生のお子さん(登校しぶりや学習困難との関連が深いため)の保護者様を主な対象としています。

保護者の方の具体的なお悩みには、以下のようなものがあります。

  • 感情の爆発・衝動性: 嫌なことがあると床で大暴れしてしまう
  • 多動性・落ち着きのなさ: 授業中に席を立ち、ウロウロしてしまう
  • 集団生活のルール: 先生の指示を聞いていないように見える
  • 登園・登校しぶり: 毎朝泣き叫び、家から出られない
  • 学習の困難: 字を読むことはできるが書けない、漢字が覚えられない、作文が書けない、数えたり計算したりが苦手
  • 家族の疲労: 毎日叱ってばかりで自己嫌悪に陥ってしまう

私たちは、お話をお伺いする中で、養育者への助言やメンタルケア、そして必要に応じてペアレント・トレーニングやPCIT(親子相互交流療法)などの治療や支援も提供いたします。

安心して話せる環境と正確なアセスメントを提供します

保護者様のための安全な場所

お子さんについて気兼ねなくお話しいただけるよう、相談は基本的に保護者(お母様)のみでのご来院をお願いしています。

記録作成のために電子機器を用いた文字起こしを実施いたしますが、音声データは使用後に速やかに消去し、記録のまとめは報告書とあわせて保護者様と共有いたします。ご安心ください。

相談の流れと費用の目安は以下のとおりです

事前の準備

オンラインフォームより、問診票および事前スクリーニング(CLASP、ESSENCE-Q、児童用AQ、ADHD-RS等)へのご記入をお願いいたします。

心理士による面接と簡易検査

相談料: 1回 8,000円(60分)

この相談料は保険外となりますが、保険適用ができる検査などを併用し、できる限りご負担が少なくなるよう価格設定いたしました。

相談は原則として初回のみとなり、以降は医師による診察(保険診療)へと移行します。

ただし、必要に応じて詳細な検査(保険または保険外)を実施したり、オプションとして心理士による継続的な個人心理療法やグループワーク(保険外)をご利用いただくことも可能です。

面接では、現在の困りごとやこれまでの対処法、お子さんの得意・不得意、そして今後のご希望について詳しくお伺いいたします。

詳細な検査

相談の結果、さらに詳しい情報が必要と判断された場合、標準的な手順に基づいた詳細な検査をご提案いたします。

特に、自閉スペクトラム症(ASD)の支援につながる包括的な情報収集のため、ADI-R(またはPARS-TR)とADOS-2の実施を推奨しています。その他、感覚過敏の評価(SP/AASP)や、注意欠如・多動症(ADHD)に関する検査(Conners3、半構造化面接など)、知能検査(WISC-V)などを実施します。保険適応のない検査も含まれるため、相談料と合わせて20000円〜30000円のご負担をお願いすることになりますが、正確で詳細なアセスメントをおこなうために必要です。ご理解いただければ助かります。

医師による面接

検査結果に基づき、医師による面接(診察)に進みます。そこでは、相談と検査を振り返り、それに基づいた診断とアセスメントをお伝えします。原則として保険診療です。

治療と支援

子育てのお子さんの特性を深く理解することで、適切な治療と支援へとつなげてまいります。

当院でできることは次の通りです。

  • 医師や心理士による面接
  • PCIT(親子相互交流療法)・ペアレントトレーニングなど専門性の高い治療
  • 学校・園・療育・そして訪問看護など関係機関との連携

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