安全安心な受診のために

緊急事態宣言が発令されました。
兵庫県明石市にあるちえのわはそのエリアに入っています。

新型コロナウィルス感染拡大を防ぐためとはいえ、私たちの生活に大きな影響が出ることは間違いありません。

クリニックちえのわは医療機関ですので、引き続きこれまで通り、診療を続けます。
2020年4月のちえのわでも述べましたが、むしろこのようなときこそいつも通りの診療を続け、治療や支援を提供することが、私たちの役割です。

ただ私たちは、ちえのわを受診される方の安全と安心が大切と考えています。
そこで以下のような対策をして行きます。

遠隔診療

何らかの事情で通院が難しい方はご連絡ください。現在のところ、遠隔診療は電話診療(保険)とSkypeなどを利用したオンライン診療(保険外)があります。詳しくは「遠隔診療について ー 新型コロナウィルス対策として」をご覧ください。

とはいえ、対面診療、すなわち、向かい合って話すことに勝るものはないと思います。

対面診療

クリニックでの通常の外来診療と患者さんのお住まいにうかがう往診・訪問診療です。

ここでは基本である外来診療についてお話します。

外来受診でのクリニック滞在時間は30分〜1時間程度ですし、クリニックという空間が「密閉・密集・密接」のいわゆる「三密」には相当しないとは考えています。それでも、さらに安全に、患者さんがより安心して受診いただけるようにと考えました。感染予防の手段として提唱されている社会距離拡大戦略(ソーシャルディスタンシング→Wikipedia)をできる限り実行して行きます。

体調不良の方は無理しないで

受診当日に体調不良の方はご連絡ください。後日に予約を変更するか、遠隔診療をご利用いただくか、対応をご相談いたします。

もしクリニック到着時に体調不良を感じる場合は、入口でスタッフにお声掛け下さい。

体温などをチェックし、病状によっては、帰宅や対応できる医療機関の受診をお勧めすることがあります。その場合、ちえのわからは遠隔診療をご提供します。

【待合室】距離をあけて待つ

ちえのわでは1時間に多くて5人の予約です。一人あたり10〜20分の診察時間を確保するためですが、そのため、待合室はあまり混み合いません

加えて、より広く使えるように待合室のレイアウトを変更しています。これは実は予約枠を増やすためでしたが、当面それは見送り、逆に1時間4人までに予約枠を減らします。これで待合室にさらに余裕ができ、距離をあけて待っていただけます。

【診察室】距離をあける

医師、心理士はマスクを着用しますが、さらに患者さんとの距離を2m程度あけます。これは話すには少し遠い距離ですが、互いに安心して話せることを優先するためです。

【診察室】診察時間を短めに

現在、クリニックちえのわの診察時間は初診30分、再診10〜20分が目安です。この診察時間を、診療レベルや満足度を下げない範囲で、少し短くできればと思います。コンパクトな診察で診察室での滞在時間を減らすとともに、待合室が混み合うのを防ぐことができます。

定期的な換気、消毒

待合室と診察室の窓を定期的に開放します。ドアノブなど不特定多数が触れる場所のアルコール消毒を行います。


今後、新型コロナウィルスについて最新情報をもとに、対策をアップデートして行きます。

安全と安心はクリニックちえのわがもっとも大事にする価値です。みなさまに安心してご利用いただける安全なクリニックであり続けたいと思います。